栄養教諭の役割

幼稚園給食 : 2022年1月10日

 給食を教材とした教科等における食に関する指導
 教科や総合的な学習の時間等での指導に食育の視点を入れることにより、授業の導入をスムーズに行ったり、学習で得た知識を食事という体験を通して具体的に確認したり、振り返ったりすることができます。
 献立のねらいを授業と関連づけ、学校給食を教材として活用しやすくするため、栄養教諭は、献立のねらいを明確にした献立計画を学級担任等に提示しますま。

 栄養教諭の役割
 給食の時間における食に関する指導は主として学級担任が行いますが、栄養教諭が各教室に出向いて直接指導したり、資料提供したりすることで、具体的かつ実践的な指導になり、教育効果を上げることができます。給食の時間における給食指導及び食に関する指導に分け、栄養教諭の役割を示します。
(1) 給食指導
 栄養教諭は日頃から、給食準備の様子、配食での衛生的な取り扱い、食事マナーの定着の様子、残食の状況などの実態把握に努め、教職員と共通理解の上、計画的・継続的な指導を行うことが必要です。例えば、食事環境を整えること、正しい手洗い、配食での注意点など、給食での衛生管理については、「なぜ衛生管理が大切なのか」を専門的知見に立って児童生徒に分かりやすく説明する役割を栄養教諭が担うことで衛生管理の必要性を理解させることができます。また、残食の減量や正しい食事マナーの定着には継続した指導が必要なため、栄養教諭から学級担任等への指導資料等の情報提供が有効です。このほかにも、食事の量、食べる速度、嗜好等について個別に把握し、指導の必要がある場合は、少しずつ根気よく改善に向けた対応や指導を学級担任等と連携して行います。
 栄養教諭は、給食の時間の指導において一人一人の児童生徒の特性を考慮し、その指導が画一的にならないよう配慮する必要があります。特に食物アレルギー、肥満傾向、やせ願望等、個別的な指導を必要とする場合は、学級担任等、養護教諭、学校医、保護者等と連携の上、食生活の実態把握や個別的な相談指導を行うことが大切です。
(2) 給食の時間における食に関する指導
 給食の時間では、実際に食事をするという活動を通して具体的な指導が可能になります。指導の場面では、学級担任等が栄養教諭からの資料提供に基づいて行う、栄養教諭が直接行う、学級担任の求めに応じて栄養教諭が学級担任と連携して行う等が考えられます。栄養教諭の関わりによって、食に関する指導内容が深まり、児童生徒への知識の定着や行動変容に効果的です。いずれの場合も、栄養教諭は、献立に使用している食品に含まれる栄養素等について資料を作成し、学級担任等に提供します。その上で、学級担任等及び栄養教諭は、教材である学校給食をどのように活用するか検討し、綿密な打合せを行い、指導内容を共有します。そのため、栄養教諭は、食に関する正しい知識をもち、地域の食文化や特産物等について情報を収集しデータとして整理しておくなど、学級担任等と連携した教材研究が日常的にできるよう努めます。

 給食の時間における指導の後は、学級担任等と栄養教諭は児童生徒の行動変容を観察し、結果を共有してその後の指導に反映させます。

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます。:

2021年12月19日幼稚園給食新着情報日配弁当食育
食に関する指導
2021年11月27日幼稚園給食新着情報日配弁当食育
学校給食の栄養管理
2021年12月27日幼稚園給食新着情報食品豆知識食育
食に関する指導2
2021年9月25日幼稚園給食新着情報食育
学校給食法について
2021年11月21日幼稚園給食新着情報食育
家庭や地域との連携の進め方