食に関する指導2

幼稚園給食 : 2021年12月27日

 給食の時間における食に関する指導は、「食に関する指導」の中心的役割を担うものです。献立を通して食品の産地や栄養的な特徴を学ぶことができるほか、郷土食や行事食などの食文化を学校給食で学ぶことにもつながります。さらに、学校給食を活用して教科等で学習したことを確認させたりすることもできます。
 ここでは、学校給食を活用した指導の在り方について示します。
(1) 献立を教材とした給食の時間における指導
 給食に使用している食品を活用して、食料の生産、流通、消費について理解させたり、献立を活用して食品の種類や特徴、栄養のバランスのとれた食事などを知らせたりします。ほかにも、季節や地域の行事にちなんだ行事食を提供するなど、食事という実体験を通して食に関する知識理解、関心を深めることができます。
〈指導事例〉
ア 食料の生産、流通、消費
 食材に着目しながら実際に給食を味わうことで、各食材の生産に適した気候風土
や季節による生産の特徴、流通の仕組み等を学ぶことができます。
 特に、地場産物を積極的に学校給食で活用することにより、自分の住んでいる地
域への愛着を育むとともに、生産者の工夫や努力について考え、地域の産業等の理
解を深めるほか、食料輸送にかかる環境問題、食糧自給率などについて考える機会
とします。

イ 食品の種類や特徴
 当日の給食で使用する食材を取り上げ、原産地や栄養的な特徴、栄養素の体内で
の働き等を学びます。具体的には、様々な品種名がある食材をクイズ形式で紹介す
る、その食材を食べることにより体内でどのような効果が期待できるのかを分かり
やすくイラストで示すなどの工夫により興味・関心をもたせ、残さず食べる意欲を
高めます。
ウ 栄養のバランスのとれた食事
 主食、主菜、副菜がそろったバランスの良い食事のモデルとして学校給食を取り
上げます。望ましい献立の組み合わせ方、学年による主食量の差、副菜となる献立
に使用する食品にはどのようなものがあるか等、実際に目で確認しながら味わいま
す。
(2) 教科等と連携した給食の時間における指導
 教科等における食に関する指導と連携し、給食を授業の導入場面としたり、給食の時間に献立を教材として振り返りを行うなど、給食の献立や食品などを教材として教科等で活用したりすることができます。
 栄養教諭は食に関する指導の全体計画を献立計画に反映させ、学級担任や教科担任は、学校給食を教材として活用できるよう、栄養教諭と連携することが大切です。

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