学校給食の衛生管理2

幼稚園給食 : 2021年11月27日

3 学校給食の衛生管理
 学校給食の衛生管理は、「学校給食衛生管理基準」(学校給食法第9条)に基づいて行われています。給食調理施設での調理工程はもとより、給食を受け入れてからの学校における衛生管理が極めて重要です。ここでは、学校給食衛生管理基準に沿った学校における衛生管理の在り方について説明します。
(1) 施設設備の衛生管理
 配膳室は常に清潔に保ち、温度管理や容器等の汚染に配慮します。
 外部業者から直接納入される食品(パン・牛乳等)の適切な検収、水道水の安全確保、各教室やランチルームなどの食事環境の整備、廃棄物の処理など、校内の衛生管理については、校長を中心とした衛生管理委員会(学校保健委員会)等において組織的に取り組みます。
(2) 検食
 検食はあらかじめ学校における責任者を定め、児童生徒が給食を食べる時間の 30 分前までに行います。検食に際しては、食品の中に人体に有害と思われる異物の混入がないか、調理過程において加熱及び冷却が適切に行われているか、食品の異味、異臭その他異常がないか、一食分としてそれぞれの食品の量が適当か、味付け、香り、色彩並びに形態等が
適切か、及び、児童生徒の嗜好との関連はどのように配慮されているかについて確認します。また、検食を行った時間、検食者の意見等を記録します。
 異常があった場合は給食の中止を検討するとともに、速やかに給食調理施設に連絡します。
(3) 給食当番活動
 学級担任等は、給食の配食を行う児童生徒及び教職員について、下痢、発熱、腹痛、嘔吐等の症状の有無、衛生的な服装をしているか、手指は確実に洗浄したか等当番活動が可能であるかを毎日点検します。感染症の可能性がある場合は給食当番を代えるなど、食中毒防止のための対応が必要になります。
また、配食前、用便後の手洗いを励行させ、清潔な白衣やマスクの着用など衛生的な服装で食器及び食品を扱うように指導します。
(4) 学級担任等の役割
 学級担任等は、栄養教諭の助言をもとに、衛生的な配食や異物混入防止など衛生管理に配慮した給食指導の充実を図ります。
 給食時間は児童生徒が友達や担任等と和やかで楽しく会食する時間です。食事にふさわしい環境を整え、ゆとりある落ち着いた雰囲気で食事ができるよう、日頃から児童生徒が安心して食べられる食事環境作りに心がけることが大切です。また、食物アレルギーを有する児童生徒への誤配食等が起こらないよう、校内において作成したマニュアル等に沿って適切に対応します。
(5) 給食時に発生した嘔吐物の処理
 給食時間中、児童生徒が嘔吐した場合は、当該児童生徒を保健室に連れて行くとともに、周囲の児童生徒を可能な限り嘔吐物から遠ざけます。その後、適切に嘔吐物の処理を行います。嘔吐物が食器具に付着した場合は学校給食衛生管理基準に基づき、衛生的に処理します。

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