食育の推進

幼稚園給食 : 2021年10月26日

学校における食育は、栄養教諭が中心となって取り組まれることにはなりますが、食に関する具体的な指導は、各教科等の多様な場面において行われるものです。その学校の全教職員が十分に連携・協力して、食の指導に関わることにより、児童生徒に対して、継続的かつ効果的な指導を行うことができるようになります。
 学校は一つの組織体であることから、指導を進めるためには体制づくりが必要です。そのためには、各学校における教育の方針や指導の重点などに食に関する指導を位置付けます。その上で、学校における食育を担当する委員会を明確にするなど、校務分掌に位置付け、食に関する指導の推進体制を整えることが重要です。その際には、次の二つの方法が考えられます。
 一つは、既存の組織を活用することです。各学校には既に学校保健委員会等が設置されています。これらの既存の組織と兼ねて設置する方法です。ここには、校長、保健主任、給食(食育)主任、養護教諭、関係する教師のほかに、学校医等も参加しており、専門的な助言を受けることができます。
 もう一つは、食に関する指導を重点的に考え、推進していく専門委員会を新しく立ち上げる方法です。例えば「食育推進委員会」といったような組織が考えられます。新しい組織は、健康教育に関わる教職員を中心としつつ、学校の状況に応じて構成メンバーを選びます。
 上記いずれかの方法により、担当する委員会においては、各教科等の指導計画や児童生徒の実態を踏まえつつ、栄養教諭が中心となって関係教職員と連携・協力しながら全体計画を作成し、全教職員の共通理解の下に、効果的な指導を推し進めるといった組織的な取組が求められます。
 各学校において食育を推進する際には、「計画(P)」「実践(D)」「評価(C)」「改善(A)」のPDCAサイクルに基づいて行います。PDCAサイクルに基づいて行うことで、よりよい食育を推進することが可能となります。詳しくは「栄養教諭を中核としたこれからの学校の食育~チーム学校で取り組む食育推進の PDCA ~」(文部科学省、平成 29 年3月)に記載されています。
 計画(Plan)とは、各学校や地域に適した食育を系統立てて実践するための準備の段階です。計画がこの後に続く、実践(Do)や評価(Check)を決めます。学校における食育を実践し、その実践を振り返って改善していくためには、目に見える形での評価、すなわち、数値での評価も重要ですが、そのためには、計画(Plan)の段階で、実態把握を行い、食に関する指導の目標や評価指標を決め、実態把握の結果(現状値)から評価指標及び目標値を設定する必要があります。
 実践(Do)とは、計画で立てた内容を実践する段階です。実践の途中でも、計画で立てた目標の評価(Check)を行い、改善可能な課題を見つけた場合、年度途中であっても、計画を見直し・改善(Act)します。実践では、教師がそれぞれの立場で子供の変容をみとることも大切です。そして、そのみとりは評価(Check)で生かしていくことになります。
 評価(Check)とは、計画で立てた食に関する指導の目標が達成できたかを確認する段階です。評価の目的は、家庭や地域とも連携しながら、実践した食育の内容を振り返り、

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